トップページ > なぜ本物の「のれん」なのか
のれんは本染めが一番。風合い、色の深み、綿生地の持つ手触り、全てが桁違いです。1色や2色のシンプルな「のれん」こそが格式高い玄関に映えます。昨今は着物の需要が激減し、本物の染色屋さんが減ってきて作りたくても作れない時代背景もありますが、目立てば良いとフルカラーの「のれん」を吊り下げたら、途端に品のないお店の顔を露呈することになってしまいます。
時代劇に使われるのれんは、必ず本染めです。どうして本染めを使うか?殺陣をする際、機械染めの「のれん」を使うと怪我をするそうです。「のれん」を跳ね上げて、役者さんが部屋に入る際、手を「のれん」で切ったりしてしまうそうです。大勢のお客さんが「のれん」を跳ね上げて来店されます。手に優しい本物ののれんで、お客様を優しくお迎えしましょう。