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「のれん」の生地、加工について

生地について

のれんは本染めが一番。風合い、色の深み、綿生地の持つ手触り、全てが桁違いです。1色や2色のシンプルな「のれん」こそが格式高い玄関に映えます。昨今は着物の需要が激減し、本物の染色屋さんが減ってきて作りたくても作れない時代背景もありますが、目立てば良いとフルカラーの「のれん」を吊り下げたら、途端に品のないお店の顔を露呈することになってしまいます。

  • 金巾(かねきん)
  • 金巾(かねきん)
  • 天竺より少し薄手で、昔から使用されている定番生地です。
  • 天竺(てんじく)
  • 天竺(てんじく)
  • 最も一般的に使われている生地です。「普通の綿生地」と言ってしまえばそこまでですが、手染めの色が乗る事で一気に風合いが増します。
  • 本麻(ほんあさ)
  • 本麻(ほんあさ)
  • 透け感があり使っていくうちに"味"が出てきます。和風、洋風を問わず高級感溢れる生地です。
  • 葛城(かつらぎ)
  • 葛城(かつらぎ)
  • 厚みがありますが柔らかい生地で、日除けのれんによく使用されます。
  • 変わり織
  • 変わり織
  • 和の雰囲気のある生地で、上品なイメージの生地です。透け感があるので麻のれんの代用としても使われます。
  • シャークスキン
  • シャークスキン
  • 織り目が鮫肌のようにザラザラしていますが、柔らかく風合いがある生地です。
  • 帆布(はんぷ)
  • 帆布(はんぷ)
  • 取扱い生地の中で一番厚い生地です。硬く張りがあり日除けのれんに最適。

加工について

のれんの上部は袋縫い、チチ加工の二種類があります。「袋縫いは関西風」、「チチ加工は関東風」とも言われますが多種多様のお店が展開される現在ではお好みで選ばれる事が多い様です。また二巾(のれんを二枚に割る)、三巾(のれんを三枚に割る)によっても見た目の仕上がりが変わってきます。のれんの幅によってご提案もさせて頂きます。

  • 加工見本1
  • 加工見本2

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